~筆者のつぶやき~
今では当たり前となった24時間365日「年中無休」のコンビニ営業は、時間という概念をなくした「柔軟な働き方」として、20年前の新しい働き方であると注目されました。
このコンビニの成長を後押ししたのが、社会の変化です。急いで物事をこなし、決められた時間に間に合わせることに達成感を得る。時間に追われて失っているものがあるのに、その時は気がつかない。仮に、時間という概念をなくしても、労働者として選択の余地がない仕事を突きつけられた時、ストレスの雨が降る。シトシト降るストレスの雨に、心が悲鳴をあげ精神が害される。そんな社会の変化で、働き方は、時代、価値観、ライフスタイル、景気など個人、社会の問題が立体的に組み合わさって変わっていきます。
職場というのは、一日の3分の1以上を過ごし、人生の大切な時間を過ごすところであり、成長を託すところでもあります。自分の人生を委ねるだけの価値ある職場かどうかを、自分自身の目でしっかりと見極めることが重要でしょう。
編集後記 *******************************
毎回、Medical Newsの執筆を終える度に、フルマラソンを完走したような達成感と爽快感を感じると同時に、虚脱感に苛まれ何も手につかなくなります。何時間も机に向かい、やっと書けそうなテーマが見つかって1行も書かずに安心して寝てしまうこともあります。
それでも「この時間は決してムダではない」と自分に言い聞かせ、何度もその行為を繰り返すうち、私にとっての執筆とは、今の“自分を眺める自分”を存在させる【生き方】の足跡であると気づきます。
自分の目で、耳で、肌で現状を体感し、喜び、笑い、悲しみ、それを世の中に、Medical Newsという媒体を通じて発信していきたい。文章表現によって、心と身体のバランスを保つことができるのも、私にとっての執筆です。
さて、既にMedical News10号でもご案内しておりますが、日本データーでは、「できる人財を育成・定着させる『職員満足度調査』」を実施しております。
職員の働き方と働きがいを定量的に把握し、人材育成と組織風土の課題を明らかにすることで、職員一人ひとりの意識や行動、管理職のマネジメント、自院としての職場風土をより良くするための具体策を導き出します。
『満足度調査』にご興味がある方、ご相談は、医療経営企画室までお問い合わせください。
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