働く人のためのメンタルヘルス教室まとめーストレスチェック義務化に向けてー

梅とうぐいす筆者のつぶやき~ ********
今では当たり前となった【24時間365日「年中無休」】営業のコンビニエンスストアですが、20年程前は、その当時の時代のニーズにあった極めて魅力的な営業形態として注目を浴びました。利用者側にとっては非常に便利で筆者もよく利用します。
一方、20年経った今、【24時間365日「年中無休」】は、働く人の心身の健康を脅かす凶器となりました。失われたこの20年、医療現場の過酷な労働環境にせよ、経済成長を維持するためにコスト削減や効率化など、働く人に大きな負担を強いてきた企業や医療機関は少なくないと思われます。また、これまでの職場では、働く人のこころの不調やストレス対策を考えるとき、個々人の「気の持ち方」とか「性格」としての側面ばかりが強調され、職場全体としてのストレス対策が後回しにされる傾向がありました。

疲弊し傷ついた心は目に見えません。
目に見えない大切なモノが壊されないよう、従業員をいかに守るか、今回の法改正をきっかけに、企業や医療機関の職場における幅広いメンタルヘルス活動が展開されることに期待しつつ、今後も法改正の行方をしっかりと追っていきたいと思います。
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編集後記*********************************
時は3月。梅が散り、そろそろ桜の季節到来ですが、朝晩は、まだまだ寒い日が続きます。
外から帰って、冷え切った身体をお風呂に浸かって温めるとき、「ほっと」寒さあっての幸せを感じます。寒さあっての幸せがあるのと同様、苦しさあっての達成感、爽快感というのがあります。毎回、原稿を執筆するたびに、まるで、フルマラソンを完走したような達成感とともに爽快な気分になります(因みに、筆者はホノルルマラソン4H23M・東京マラソン5H10Mで完走しました)。
今後も、どのような状況でも、メディカルニュースを楽しみにして下さる読者の皆様に、少しでも役立ち、注意を喚起できるような記事を書いていきたいと思います。

「冬来たりなば春遠からじ」暖かい躍動の春はもうすぐそこまで来ています。
それまで風邪などひかないように健康的にお過ごしください。
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