平成26年度診療報酬改定・DPC (4)
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メディカルタイムス7-4図 (1)

5.診断群分類点数表の見直し

①   診断群分類の見直し

傷病名数は前回改定時の516から504に減少したほか、診断群分類数は「副傷病なし」が前回改定の2662から2557に、「副傷病あり」が2927分類から2873分類にそれぞれ減少しました。
 主要診断群(MDC)別では特に「新生児疾患・先天性奇形」で、先天性心疾患の傷病名の整理統合によって傷病名が44から34に大幅に減少し、診断群分類数(副傷病なし)も306分類から168分類に減りました。このほか「循環器系疾患」も3傷病名減、「消化器系疾患」「呼吸器系疾患」「耳鼻咽喉科系疾患」でもそれぞれ1傷病名減少しました。一方で「神経系疾患」は3傷病名増加しました。

傷病名数と診断群分類数がともに前回改定よりも減少したことについて、厚生労働省保険局医療課は、診断群分類点数表の見直しに伴い、先天性心疾患に関する傷病名を10種類から2種類に整理統合したことが要因である、との見解を述べました。

 

②   点数設定方式Dが適用される診断群分類

平成24年度改定において高額な薬剤を用いる診断群分類に対し1日目に入院料以外(薬剤費等)を支払い、費用償却のための恣意的な入院期間の遷延を防止する目的で設定された点数設定方式D、いわゆる「隠れDRG※注2」について、従前の化学療法等に係る診断群分類に加え、高額な材料を用いる検査(心臓カテーテル検査等)について、一部適用の対象に加えました。

メディカルタイムス7-4図 (2)

メディカルタイムス7-4図 (3)

※注2 DRG

Diagnosis Related Groups:診断群別分類の略。DRGを用いた診断群別包括支払い方式がDRG/PPS(Diagnosis Related Groups/Prospective Payment System)であり、DPCと違い1入院あたりの定額支払い方式なのが特徴。アメリカで主流となっている支払方式で、日本ではDPC導入前の1998年より国立病院等10病院にて試験的に施行。