平成26年度診療報酬改定(6)
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メディカルタイムス図図

休日・時間外・深夜加算

勤務医の負担の大きな原因である、時間外・休日・深夜の対応における改善を図るため、手術・処置においてより高い評価が設けられました。また、緊急内視鏡検査の評価を行うため、内視鏡検査においても時間外・休日・深夜加算が新設されました。

①手術・1,000点以上の処置

休日加算1   160/100

時間外加算1  80/100

深夜加算1   160/100

※従来の加算については加算「2」とする

【施設基準】

・予定手術前日の当直の免除を実施していること

・次のいずれかを実施していること  等

*交代勤務制 

*チーム制 

*時間外、休日、深夜の手術、1,000点以上の処置の実施に係る医師の手当支給

【算定要件】

・手術又は処置が保険医療機関又は保険医の都合により休日、時間外、深夜に行われた場合には算定できない

・時間外加算は、入院外の患者に対してのみ算定できる

②  内視鏡検査

休日加算   80/100

内時間外加算  40/100

深夜加算   80/100

【算定要件】

手術・1,000点以上の処置と同じ

 

長時間麻酔管理加算(麻酔管理料Ⅰ)   7,500点

患者への負担が大きく、より厳重な管理が必要かつ麻酔実施者にかかる負担も大きいことから、長時間にわたる麻酔管理についての評価が新設されました。

【算定要件】

 指定する手術のマスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔の実施時間が8時間を超える場合

【対象となる手術】  

メディカルタイムス長時間麻酔加算の図

運動器リハビリテーション料Ⅰ   

 リハビリテーションの外来への円滑な移行を推進すべく、外来患者についても運動器リハビリテーション料Ⅰの算定が可能とされました。